違いは、目隠ししても瞭然!
500万年前の塩は、甘み、酸味、そして適度な苦味の3拍子がバランス良く調和され、味の良さにつながっています。
とある塩おにぎりのモニター調査では、国産の銘柄塩と500万年前の塩のおにぎりを目隠しで試食してもらいました。
その結果何と80%以上のモニターが500万年前の塩を選びました。500万年前の塩の美味しさの秘密は何でしょうか?
ミネラル分は決して多すぎるほど含まれてはいません。「ミネラル分が多い塩が美味しい」のならば、にがりを多量に添加すると美味しいことになってしまいますが、ご存じのように苦いだけで美味しくありません。
500万年前の塩はオーストラリアの内陸部でできる湖塩の中でも大変珍しい物です。
普通の天日塩はこうして作られる
ここで、通常の天日塩の作り方を考えてみたいと思います。
通常の天日塩は、塩田でつくるのですが、最初に海水を引き入れ、蒸発させます。次に濃度が濃くなったところで、次の塩田に移します。さらに2つ目の塩田でもっと濃度が濃くなったところで、さらに3つ目の塩田に移します。
通常このように3つぐらいの塩田を経過して、海の天然塩がつくられます。最後はドロドロになった物を鍋で蒸発して塩をつくることも珍しくありません。
ここで認識しなければならない点は、塩とミネラル分は一度にたい積しないという事です。濃度が濃くなってくると先にたい積してしまうミネラル分も多々あります。 つまり、塩分とミネラルが分離した形で、層をつくってしまうのです。 つまり、塩田をいくつも経過することによって、先にたい積したミネラル分の取りこぼしがあると考えられるわけです。
「500万年前の塩」の美味しさは収穫方法にあった!
一方、500万年前の塩は、最初から最後の収穫までを一つの塩田で行います。
ミネラル分の取りこぼしがかなり少ないと考えます。それに加えて、塩の地面の中から毛細管現象でミネラル分が吹き出てくるのを待って収穫していますので、乾燥の初期の段階で沈殿してしまうミネラル分も取り込むことができます。
また、さらに注意深いことがここにきてわかってきたのです。
通常のミネラル分を添加する、いわゆる自然塩と言われている塩は、塩分、つまり塩化ナトリウムの表面にミネラル分が決着するだけです。
500万年前の塩は、なんと!塩の結晶の中に様々なミネラル分が入り込んでいるんです。
NaCl(塩化ナトリウム)の、Na(ナトリウム)と、Cl(塩素)が、Mg(マグネシウム)、Ca(カルシウム),など様々なミネラル分とくっついているそうです。まさに湖の中が、様々なミネラル分の宝庫となってNaclと新しい結合の仕方によって、美味しい本物の天然塩が、できているのです。
まったく人の力を借りずに、自然のままの500万年の時をえて、本物の味がよみがえります。
なんと素晴らしいことですね。
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