自然塩・天然塩とは、本来、何も加工をしない、添加しない塩のことです。一般に自然塩、天然塩といっても、海水から作る「自然海塩」と、塩の鉱床からとる「岩塩」があるのです。 そしてもう一つ、 湖塩と呼ばれるものがあるのですが、 どのような違いがあるのでしょう?
●岩塩
岩塩は正真正銘の自然塩、天然塩です。
その名の通り岩の形状、やわらかい結晶状、また、塩湖のような濃い塩水(岩塩が水に溶けている状態)等様々なものがありますが、1000万年以上前の地球の地殻変動で、海水が陸に閉じ込められ、水分が蒸発し、結晶化した、いわば、海水の化石なのです。
化石化する長い間に、大切なミネラル分が分離されてしまいました。その為に純度の高い、塩化ナトリウムの結晶になっています。
つまり、無味乾燥とした、塩辛さがきつく感じられるのです。
日本では一般に「岩塩」は高級な塩と、思われがちですが、実は、一般の天然塩とは成分が異なり、人工的に作られた、化学塩に近いのです。
●天日塩
天日塩は天日海水塩とも呼ばれ、海水を汲み上げ、太陽と風と人力を利用した昔ながらの製法で作られます。
(徐々に濃度が濃くなるのを待つ完全天日)で出来た結晶です。
その為に塩化ナトリウムとミネラル分が分離して結晶化してしまいます。
しかも、最近の海洋汚染が塩作りに思わぬ弊害をもたらしています。
汚染のないきれいな海水から作られるイメージが大切です!
近年では、コストの問題などから、本物の天日塩はごく少なくなっているようです。
天日塩を塩水で溶解し、煮詰めて作られた平釜塩や、輸入天日塩をミネラル豊富な地下水で溶かしたり、ニガリを加えて再度煮詰めた再生自然塩など、
一見天日塩とは判別が難しいものもありますのでご注意ください。原料名を見ると一目瞭然です。
日本では昭和46年に「塩業近代化臨時処置法」によって塩田が無くなり、完全な形での自然塩をつくることが難しくなってしまいました。天日塩は、一般的には海水の水分を蒸発させてつくりますが、これには時間とコストがかかります。又、海水の環境ホルモン汚染問題も非常に深刻です。
残念なことに、日本で生産される自然塩、天然塩と称する塩の多くは、高純度の塩に、ミネラル分を加えて溶かし、それを乾燥させて作っている加工塩がほとんどです。
●湖塩
一方500万年前の塩は、「湖塩」という分類に入ります。
あくまで分類上ですが・・・・
一般的な湖塩とは大昔に陸にとじ込められた海水が濃縮されています。特に、乾期のときに厚い塩の結晶となって湖底が現れます。
一方「500万年前の塩」は、潮風が山にあたってその下の川に海の飛沫(塩気)が蓄積しました。それが500万年前からなんですね。通常は、一面を水で覆われているのですが、乾期になると塩の湖面ができてきます。
湖面の変化の写真は「この塩の製法
」参照はこちらをクリック
ここからがどんな塩よりも違う点です。1年に1回しか収穫ができないのですが、乾期に水分が蒸発して塩ができた湖面にしばらくすると地中より毛細管現象でミネラル分が隆起してきます。それを待ち、収穫するのです。
まるで、美味しく熟すのをまって収穫する農業のようです!
もちろん、自然のまま・・・100%ピュア! ですよ
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